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2023/10/06 13:32

私がじゅんかん農法で生姜栽培を始めたのは、生姜は様々な健康効果が期待できるのではないかというのがきっかけでした。そこで、関係資料などを時折、目通ししてきました。そんな中で、近年AI(人工知能)が普及し始めていることから、この度、「生姜シロップの効能、薬機法との関係、ユーザーに宣伝する方法について」、Q &A形式で整理し、さらに、米国や近隣の中国、韓国ではどうなのか、かいつまんでみました。

Q1生姜シロップにはどのような効能がありますか?

A1:生姜シロップには、生姜シロップには、様々な健康効果が期待できます。

·         癌の予防

生姜には、抗酸化作用や抗炎症作用のある成分が含まれています。これらの成分は、細胞のDNAを傷つける活性酸素や炎症を抑制する働きがあり、癌の予防につながると考えられています。

·         コロナワクチン後遺症の予防

生姜には、血流を促進する効果や、免疫力を高める効果が期待できることから、新型コロナウイルスワクチン後遺症の予防に役立つ可能性はあります。

·         糖尿病の予防

生姜には、血糖値を下げる効果のある成分が含まれています。これらの成分は、血糖値を上げるホルモンであるインスリンの分泌を促進し、血糖値をコントロールする働きがあります。

·         花粉症の予防

生姜には、血行を促進する効果のある成分が含まれています。これらの成分は、血流が良くなることで、体内に花粉が侵入するのを防ぐ働きがあると考えられています。

·         高血圧症の予防

生姜には、血管を拡張する効果のある成分が含まれています。これらの成分は、血圧を下げる働きがあると考えられています。

ただし、生姜シロップはあくまでも補助的な食品であり、病気の治療や予防の決定的な効果があるわけではありません。また、生姜シロップには、胃腸の弱い方や妊娠中の方、授乳中の方には飲みにくい成分が含まれている可能性があるため、注意が必要です。

Q2生姜シロップの効能をユーザーに宣伝するには、どのようなことに注意すればよいですか?

A2:生姜シロップの効能をユーザーに宣伝する際には、以下の点に注意しましょう。

  • 生姜の健康効果を一般的な表現で伝える
  • 生姜シロップの飲用を推奨するのではなく、選択肢の一つとして提示する
  • 生姜シロップの飲用による副作用や注意点を明記する

また、ユーザーの属性や興味関心に合わせて、伝え方を工夫することも大切です。

具体的には、以下の流れで伝えるのが効果的と考えられます。

  1. 生姜の健康効果を一般的な表現で伝える
  2. 生姜シロップの飲用を推奨するのではなく、選択肢の一つとして提示する
  3. 生姜シロップの飲用による副作用や注意点を明記する

さらに、以下の点に注意することも大切です。

  • 断定的な表現を避ける
  • 効能・効果を過大に表現しない
  • ユーザーの不安や期待をあおるような表現を避ける

Q3生姜シロップを健康食品と表示してもいいですか?

A3:生姜シロップを健康食品と表示することは、薬機法に抵触する可能性があります。

薬機法では、医薬品や医療機器以外の商品やサービスを、その効能・効果について表示してはならないと定められています。そのため、生姜シロップが特定の病気や症状の予防や改善に効果があると表示することは、薬機法に抵触する可能性があります。

ただし、生姜シロップは、生姜の健康効果を摂取できる食品であることは確かです。そのため、生姜シロップの健康効果を一般的な表現で伝えることは可能です。

具体的には、以下の点に注意しましょう。

  • 特定の病気や症状の予防や改善に効果があると表示しない
  • 表現を一般的な表現にとどめる
  • 表現に断定的な表現を避ける
  • 表現に注意喚起を明記する

Q4生姜シロップの効能を薬機法に抵触しないようにしてユーザーに販売するにはどうしたらよいでしょうか?

A4:生姜シロップの効能を薬機法に抵触しないようにしてユーザーに販売するには、以下の方法が考えられます。

  • 生姜の健康効果を一般的な表現で伝える
  • 生姜シロップの飲用を推奨するのではなく、選択肢の一つとして提示する
  • 生姜シロップの飲用による副作用や注意点を明記する

また、ユーザーの属性や興味関心に合わせて、伝え方を工夫することも大切です。

さらに、以下の点に注意することも大切です。

  • 断定的な表現を避ける
  • 効能・効果を過大に表現しない
  • ユーザーの不安や期待をあおるような表現を避ける

これらの点に注意することで、薬機法に抵触するリスクを低減することができます。

以上、生姜シロップの効能、薬機法との関係、ユーザーに宣伝する方法について、Q &A形式で整理してみました。厳しい規制だなとあらためて認識させられました。

一方、外国ではどのように取り扱われているのか!AIに聞いてみました。

すると、健康食品に対する規制は国によって異なり、例えば、アメリカでは、健康食品は「栄養補助食品」として分類され、FDA(アメリカ食品医薬品局)の規制を受けません。そのため、アメリカでは、生姜シロップなどの健康食品に、特定の病気や症状の予防や改善に効果があると表示することが可能ですと。

また、規制が緩い国としては、アメリカの他にも、中国や韓国などが挙げられます。これらの国では、健康食品に対する規制が比較的緩く、生姜シロップなどの健康食品に、特定の病気や症状の予防や改善に効果があると表示することが可能であると。

輸出先国の言語で、商品の説明や効能・効果を表示する必要があるかもしれませんが、輸出することも視野に入れてもいいかなと思った次第です。

そして、薬機法規制が米国、中国、韓国などのように緩和されたら、生姜やウコン、モリンガなどの高機能野菜が国内でも普及し、日本の近未来農業、特に、その生産と加工などに多大な貢献を及ぼすのではないかと思っています。

久しぶりの投稿で長い文章になりました。最後までお読みいただきありがとうございます。


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じゅんかん農法で生姜を作っています。 九州大学農学部農芸化学科を卒業し、佐賀県庁に35年間勤務したのち、2020年に就農した67歳の佐賀県が認定するエコファーマー。じゅんかん農法により、下水道資源や微生物、もみ殻などを使って堆肥を作り、栽培期間中無農薬・無化学肥料・無除草剤で生姜を栽培しています。 規格外や種生姜などの訳あり生姜も原料にして、シロップやソース、パウダー、プリン等スィーツなどの加工品も開発しております。