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2023/09/01 18:06

サステナウィーク2023への参加のご案内をいただき、ありがとうございます。感謝申し上げます。

さて、国(農林水産省、消費者庁、環境省連携)では、2030年のSDGs達成に向け、持続可能な未来を築くために「あふの環2030プロジェクト~食と農林水産業のサステナビリティを考える~」を立ち上げ、全国的に取り組んでいます。その一環として、佐賀県でも「イオン佐賀大和店」において、915日から18日までの4日間にわたり、サステナウィークが開催されます。当方は、昨年から佐賀市観光協会からのお声かけを受け、今年も参加いたします。

私たちの生活は農林水産業から多大な恩恵を受けており、未来の世代にも継承するためには気候変動や生物多様性の危機など、自然環境に関する課題に直面しています。サステナウィークを通じて、外見だけでなく、食と農業、林業、漁業に関わる多くの関係者の継続的な取り組みや環境に優しい活動に注目し、共に考える機会としませんか。

当方では、生姜シロップやプリンなどの製品を提供いたします。これらの製品が持続可能性を具体的にどのように表現しているか、以下にまとめさせていただきます:

地球温暖化の抑制:

化学肥料を使用せず、有機質肥料を再発酵させて土壌に施用することで、二酸化炭素の排出を抑制し、約300倍もの温室効果ガスである亜酸化窒素(N2O)の排出を低減しています。

生態系の保全:

農薬や化学肥料、除草剤を使用しないケミカルフリー農業を実践し、土壌中の微生物を増加させ、小規模な土壌生態系や畑域生態系の保全に貢献しています。

地下水の保護:

化学肥料や有機肥料の過剰な使用による地下水汚染を防ぐため、直接土壌に投入せずに有機質肥料を再発酵させることで、硝酸性窒素等の地下水浸透を制限しています。

食品ロスの削減:

下水道バイオマス由来の堆肥や米ぬか、籾殻を活用し、生姜加工品の生産プロセスにおいて食品ロスをゼロに近づけています。

健康づくりへの貢献:

生姜シロップなどの生姜加工品を提供し、健康的な食事づくりをサポートしています。

土壌の保護:

有機質肥料を再発酵させて施用し、土壌中の微生物を増加させ、土壌生態系を保護しています。

最近、福島原発処理水に関する問題が注目されていますが、持続可能な取り組みに対する皆様の関心も高まっています。これらの取り組みが持続可能な未来への一歩であることを共に考え、サステナウィークを通じてその重要性を広めることができれば幸いです。


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じゅんかん農法で生姜を作っています。 九州大学農学部農芸化学科を卒業し、佐賀県庁に35年間勤務したのち、2020年に就農した67歳の佐賀県が認定するエコファーマー。じゅんかん農法により、下水道資源や微生物、もみ殻などを使って堆肥を作り、栽培期間中無農薬・無化学肥料・無除草剤で生姜を栽培しています。 規格外や種生姜などの訳あり生姜も原料にして、シロップやソース、パウダー、プリン等スィーツなどの加工品も開発しております。